第5回富士山国際ヒルクライムロードレース 参戦記, ページ2

080615azami-0058:00ころスタート地点に移動。スタートの好位置を確保するためにクラス別の待機場所に行きバイクを壁に立てかけ、路面に座り込んで時間を潰す。C.C.YOU(浜松のトツカさんのTeam)のジャージを着た人が居たので声を掛ける。バイクはカーボンのディープリムを履いておりなかなか速そうである。暫くすると前回の乗鞍スカイラインで知り合ったJINくんが通りがかり声を掛けてくれる。少しずつ知り合いが増えてレースに行くのが楽しみになってきた。JINくんは岡山からの遠征で知り合いの別荘に泊まって、宴会(ヨルクラ)明けということだった。激戦区の30歳代後半のクラスなので入賞は辛いかもなんて言っていたが、おんたけで勝って、乗鞍で入賞して調子がいい様子なので今回も入賞の自信はありそうだった。

開会式が始まったようだが、遠くて何を話しているのか分からない。そうしているうちに「パァーン!」とBR-2のスタートが切られる。1分後BR-3、その1分後実業団女子(フェミニン)、エキスパートから一般クラスも順次スタートが切られる。

8:39、D(40~49歳)クラスとシニア(50以上)クラスの同時スタート。事前にエントリーリストで北條選手(昨年のDクラス2位)、芹川選手(昨年のシニアクラス優勝者)をマークすることにしていた。が、スタート早々2名の選手が飛出すが、誰も追わない。どうしようか迷ったけど北條選手も芹川選手も動かないので自重する。すると集団の中で東京のショップのクラブチームで参加している4人組の1人が、大きな声で「回して行こうだの、軽いギヤ踏まなきゃもたないだの」仲間に指示を出しながら集団を牽制しはじめる。883番の選手がペースアップしようと前に出たところに、「ゆっくり行こうよ、どうせ落ちてくるし…。」なんて言い出す始末。通常のロードレースならそれもありかな?って思えるけど、今回はヒルクライムである。しかも個人エントリーの多い一般クラスで、大声である。

080615azami-006最初は我慢していたが、五月蝿すぎてイライラして来たところで、プチッ!って切れる音がしたような・・・。「うるせえなぁ~」って呟き(隣の人には聞こえたようでこっちを覗き込んでいた)、で、気が付いたらその4人組みの真ん中をすり抜けて前に出ちゃってました。前には、飛出した2人が見えるが、徐々に増す勾配に足がついていかない様子。直ぐに追いつきなんと2km手前でTOPに躍り出てしまった。完全に予定外の行動となる。その後、少しペースを落としたもののオーバーペース気味に走っていたら、北條選手が追いついてきた。そのまま前に出てくれたのでついていくことに。すると沿道から声援が・・・。北條選手の奥さん?が、声援を送ってくれているでは!横に並んで、「いいなぁ~」って声を掛けて、前に出たり並走したり下がったりの展開。大きく左に曲がるポイント手前あたりで赤いジャージの選手が追いついて来てペースが上がる。ノーマークの人であるが結構速い!バイクもかなり軽量化されているようでダンシングでぐいぐい登っていく。アップをそこそこに切り上げ、序盤の予定外のオーバーペースのつけが回ってきた感じで思うようにペースが上げられない。5km手前から徐々に離され始めるが、そのまま軽めなギヤを回して回復してから追えるだろうと見える範囲で付いて行くことにした。

5kmを過ぎて振り返ったら、黄色いジャージの人が差を詰めて来ていたのに気付く。同じクラスなら厄介だなぁと思いつつペースは上がらない。追い付かれそのまま前に出られたところで、芹川選手と分かった。これは付いて行かねばと、ペースアップしようとするが足が言うことを聞かない。それでも5.6km地点のチェックポイントまで付いて行く。給水所で水を貰っている隙に10mくらい離される。少し下って左に曲がって激坂区間に突入、更に差が開く。赤いジャージの人とは3~40mの差。芹川選手はどんどん差を詰めて行く。最初は九十九折れのストレート部で背中が見えていたが、次第に差が開き、遂に見えなくなった。

激坂を34-27Tで回そうとするが、全く回せない。一踏み一踏み淡々と登る。今年は時速7km以下の表示にならないようメーターを気にしつつ…。惰行している選手と接触しそうになりながら、ペースガタ落ちで登っていると、北條選手に追いつかれる。そのまま前に出られ、気持ちが切れそうになるが、今年はビアグラスカップを貰って帰りたかったので、「このままズルズル落ちてしまうと3位も危ない!」って気合を入れ直し、北條選手を追いかけるように走る。7.6kmの第2チェックポイントで給水を受け、リフレッシュ! 8km過ぎの22%勾配をクリアして、平坦路を含んだ九十九折れ区間に入る。このあたりからガスが掛かって来て視界も悪くなる。これではゴール後何も見えないだろなぁって・・。そんなこと考えている場合じゃ無いのに、頭に浮かぶ。

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