2003 夏のモトルネッサンス

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Fuku’s Report

8月16日 練習走行

いつもと違って、盆休みにたっぷり休養を取ったので今回はベストコンディション・・・のはず?!

(1本目)

ドライで走るのは5月のレース以来だから、体を慣らしながらモスSとインフィールドでいろいろな走り方を試してみる。なかなか思ったようにはいかず、周りのマシンに呑まれて50秒を切れずに走行終了。結局いつもの走り方がいいみたい。

次の走行まで時間がある。いろいろ考えながらマシンをつついたりウロウロしたりしてるとMasayanに『落ち着きがないなあ( 一一)』と言われた。いつもは決勝日の開き直った姿しか見てないからだろう。開き直るまでは結構往生際が悪いんだよ俺は、悪かったな。(―_―)

(2本目)

少しはタイムを出しておかないとまずいなあと思いながらコースイン。本人は頑張って走ってるつもりだが、いろんなマシンに囲まれてるのでなかなか50秒が切れない。練習で無理して抜くのもいやなので、立ち上がりでかわしながら、少しずつペースアップ。50秒を切り始めた頃、2コーナーで前に見慣れないシルバーのマシンが見えた。黒ゼッケンなので同じクラスやなあと思いながら近づくとSV1000Sだった。

『エスブイ~?SVってツーリングバイクじゃないの?(人の事は言えない。)』こりゃ負けられないな、と勝手に決めてアットウッド立ち上がりで後ろにつける。

『ここでスリップに入ってと、と、と・・・おっとー!?』

スリップにつくどころではない、裏直でガンガン離される!!ブレーキングで詰めて、また離されてを繰り返しながら1周まわってやっと前に出る。

『うーん、SVに苦戦するようじゃまずいんでないの?』(実はSV1000Sがどんなバイクか良く知らなかった、TLの後継車で120PSもあるらしい。100PSぐらいと思ってた。)

そうこうしている内に、チェッカーフラッグ。タイムは49秒ぐらいだが、かなり他車に引っかかってのタイムなので、まあこんなもんでしょう。中古のピレリもちょうど終わったようだしね。

8月17日 予選

朝から雨である。(T_T)

雨男とよく言われるが、雨が好きなわけじゃなく、よく降られるだけだ。出来ることならドライで走りたいが雨でもレースはレース。とにかく出来ることをやろうと、朝からレインタイヤに交換する。

一昨年に中古タイヤをヤフオクでゲットし、1年熟成して昨年のストカフェRd1でポールtoウィンを飾った由緒あるタイヤである。(簡単に言えば使い古しってこと。)しかもその時に、ほぼドライ路面の決勝を走ったためサイドはボロボロだが、俺には秘策『こりゃえーわ!!作戦』があるから全然平気(?)である。

※『こりゃえーわ!!作戦』とは、いつもウェットでの練習はドライタイヤのままで走行して滑るタイヤ に慣れておき、ウェットレースではレインを履く事で『こりゃえーわ!!全然すべらねえ(^o^)』と気分を良くして雨を味方にする作戦である。(マジだよ。)

タイヤのサイドについた削りカスをむしり取りながら予選開始を待つ。雨は降ったりやんだりで、少し小降りになった頃ブイちゃん(VTR)に乗ってウェイティングエリアに向かう。

途中、水溜りでブレーキングを試みギュウッとフロントが喰いつく感触を確かめ『こりゃえーわ!!』(マジでやってるんだって。)とコースイン。

いくら秘策があるとは言え、1、2周はタイヤを暖めながら走行し3周目あたりからペースアップしていく。

雨は殆ど降っておらずもうすぐ乾き始めそうな箇所もいくつかある状態だが、コーナーはまだ完全に濡れていて、どのくらいのペースがいいのかわからない。『こりゃえーわ!!』とは言ったものの、フロントタイヤのサイドが殆ど残ってないのはわかっているので進入で無理せず立ち上がり重視で走行する。なんだか遅い気がするが周りに他のマシンがいないので良くわからない。少し気が焦ってきた4週目、シルバーのマシンにズバッと抜かれる。『エスブイ~!?SVに抜かれるようじゃ全然駄目じゃん(T_T)抜き返さなきゃ~!!』と追いかけるが、差は詰まらずジリジリ離され、あえなくチェッカーとなる。タイムは9秒台、予選結果を見ると、総合7位、クラス3位で思ったよりはましなポジションだった。ちなみにクラス1位はSV1000Sで7秒台だった。

(なめてかかってゴメンナサイ。)

決勝

決勝の走りとにかく狙うは、クラス優勝である。スタートでNT1クラス予選1位のSV1000Sと2位の996Rの前に出るしかないと決めてグリッドに着く。今回“しんばしさん”の好意でタイヤウォーマーなるものを初めて使用した。雨の中一生懸命ウォーマーを取り付けてくれる“しんばしさん”とMasayanを見てると頑張らなきゃと否が応でもプレッシャーがかかる。(これで下手な走りを見せたら何言われるかわからんし、、)

本降りの雨の中、ウォームアップラップを回りながらコース状況を確認する。マイクナイトに砂が出てる以外は問題なさそうだが、予選の時と違ってコースのいたるところが水溜りになっている。サイドに溝が無いフロントタイヤに一抹の不安を覚えながら7番グリッドに着く。

赤旗退去、レッドシグナル点灯・・・消えた!!と同時にクラッチミートで1コーナーへとダッシュするが、前後囲まれた団子状態で身動きできないまま裏直で前を見ると10番手ぐらいで、SV1000Sも996Rも前にいるようだ。とにかく前に追いつこうと2週目の裏直で前を走るMT2クラスの#54(750SS)が上げる水しぶきの中に飛び込んで行く。ストレート後半で#54をかわしヘアピンへ進入していくと前方のグラベルにうごめく蛍光イエローのカッパを発見。予選2位の996Rのライダーだ、ということは同じクラスは前にはSV1000Sのみ。

前方の集団の中にいるはずのSVに追いつこうとペースアップを図るが、ダブルヘアピン進入でさっきかわした#54が前に出る。フロントタイヤが不安でコーナー入り口で無理が出来ないので、とにかく立ち上がり重視の走りで#54としばらくバトルした後、裏直で排気量に物を言わせて引き離すことに成功した。

数十メートル先にSVが見えるが、雨は土砂降りになり、前後タイヤのグリップが怪しくなってきた。特に2コーナーは河の中を走ってるようで、サイドに溝が無いフロントタイヤは何度かグリップを失いかけ、ペースが上げられない。一瞬“2位でもいいか”と頭をよぎったが、一生懸命なしんばしさんの姿と悪態をつくMasayanの顔が浮かび、とにかく諦めずにトップを狙おうと決心しを追いかける。 いたるところが水溜りで、何度もグリップを失いそうになるタイヤにてこずりながら『自分が苦しい時は相手も苦しいはず!!』と呪文のように頭で唱えながら走っていると、少しずつSVが近づいてきた。相手も苦しいんだとわかり、『もう少しもう少し』とプッシュを続け6週目の最終コーナーで真後ろにつく。ホームストレートで離されないようにSVの上げる水しぶきの中でスリップにつき、1コーナー進入のブレーキングでイン側に並びかける。

『もらった!(^_^)v』と思ったが、イン側でラインがタイトになり進入速度が上げられない。目の前をSVが横切っていく。敵もこっちの姿を見てスイッチが入ったようだ。更に2コーナー進入で少し離され、裏直で置いていかれる。諦めずペースアップを図ものの結局差は縮まらず、フィニッシュとなった。(T_T)

総合8位、クラス2位である。勝てると思っただけに無茶悔しいが、まだまだ修行が足らないって事だろう。

また借りを返さないといけない相手が増えてしまった。(返せたためしはないが。)

◎スペシャルサンクス

★しんばしさん、タイヤウォーマーありがとう。

★Masayan、タイヤ交換ありがとう。

★西脇2号、ビデオ撮影ごくろうさん。

11月のモトルネJAPANでまた会いましょう。

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