昨年9月末の全日本戦の転倒から早幾年月。オークションフル活用でやっと修復できたCBRだったが、練習で41秒にも入らないという低迷っぷり。バイクが悪いんだか、人間が悪いんだか。(ほぼ人間w) 喝を入れるべく、無理無理地方選手権にフェニックスのように舞い戻ったのであります。(既に燃え尽きているとの噂あり)
前日の土曜日、5月とは思えないような30度オーバーの気温で、お年寄りは熱中症気味になり、練習1本で終了。寝込んでいる間にくろすけ師匠にマシン整備してもらうというおじいちゃんぶり。先々不安な要素しかないのでありました。
さて、レース当日。この地方選3戦目は、モトレヴォと併催となり、ボクらの予定はユルユル。予選は10時過ぎだし、決勝は16時過ぎだ。それでもお年寄りの性なのか、ふたりとも7時前に起床。貧乏症なのか、はたまた痴呆症なのか。w
マシンが完全修復ということは、いつものステッカー貼りがあるということで・・・。
そして、今回からはタイヤがメッツラーに変更。持ちがいいそうで、予選決勝とも1本で通します。
今回の新兵器はエアバッグベスト。アンビリカルケーブルが規定長さ以上に引っ張られる(つまり転倒)とエアバッグが広がる仕組みらしいです。本人曰く、安全だからもっと早く走れると勘違いさせる効果があるとか。勘違いでもしなければこれ以上早く走れないのか、キミは?ww
さて、予選。
予選 総合19位(インター10位) 1’40.172 (5/6周)
良い感じでタイムは上がっていきました。これで、全日本参戦前に戻った雰囲気です。やれば出来る子だったのでしょうか?
トップは、津田一磨選手の33.949。あのヨシムラの津田選手の弟さんです。むぅぅ
ちなみにこの津田選手とオープンのTOHOのS1000RRの選手のインパクトはすごかったですな。(ホームの半分をウィリーとか・・・)
お昼には援軍登場。長生きするもんですなぁ。サーキットでこんなご馳走にありつけるなんて・・・。
今回決勝まで時間だけはたっぷりあるので、決勝対策です。ロガーも使って分析分析。そうそう、この気温で水温も高いらしい。その対策もせねば。トップは早いものの逆立ちしようが裸踊りしようが絶対に追いつけないので、周りを見渡します。混戦なのです。(タイム差がない) ということは、上がってもいけるので、なんとか食らいついて行けるように少しでもトップスピードを伸ばしたい。今回からのタイヤは、ピレリより外径が大きいのでハイギヤードになる。で、前より1丁ショートに振ってるのを戻して燃調を変えて少しでもスピードを伸ばす方向に変更することにしました。時間はたんまり。
さて、決勝。
夕刻近いのにまるで気温は下がっていません。ジリジリと太陽が照りつけます。バテなきゃいいのですが・・・。
スタート!
バックストレートエンドのヘアピンで上位選手が接触して転倒したのをモニターで見ました。
1周終えて帰ってきた時、なんとA選手のあとだった。あれほど、彼を先行させると抜きにくいと言っていたのに・・・。スタート失敗しやがりましたね。w
前との差はジリジリと離れていく。対して、後ろからグリーンはどんどん近づいてくる。終盤、ついにカワサキに先行される。最後までよくついてましたが、とうとう抜けず・・・。orz
決勝 総合13位(インター6位) 1’41.047 (10周目)
インター6位とかいうとかっこよさげですが、なんのことはない前がどんどん脱落していった結果であります。
ま、まぁいいんです。今回復帰戦ですから。順位じゃなくてタイムですから。っていうか、ほぼ42秒台だったのですが、どうなんですかこれ。www
でも、言い訳させてもらえば、トップの津田選手でも予選タイムに到達できていませんでしたから、条件は悪かったのだと思います。思いますけど、まぁちょっとなんだ・・・。w
ロガーでまたチェックしてみると予選よりスピードは遅く。(約5km/hくらい) 変更は裏目に出たわけで、まぁツイてない。
また、来年はタイヤが変わるわけですが、それはそれとして今年のセットを見つけなければならないという課題は残り、人間も相変わらず去年から進化できていないことが浮き彫りになった第3戦でした。
※ ちーむ とっとりの裏話が面白かったです。活躍を期待してます。